こんにちは
今話題のブライン液ってご存じでしょうか?
これにつけるだけで料理をしたら肉が柔らかくなるんです。
始め知ったときは本当に柔らかくなるの?と半信半疑でしたが実際にやってみたらとてもジューシーで食感も柔らかく美味しくなったのです。
ちょっと@豆知識@
ここでブライン液とは何かの説明になりますが「ブライン」は英語で塩水に漬けるという意味があるんですね。欧米では塩水に漬けて肉を保存するのです。
以前は塩水がブライン液と言われてましたが今は進化しまして、水・砂糖・塩の3つを合わせたものをブライン液と言うんですね。
砂糖が加わった事で甘みやうま味が増して肉に水分を含ませる役割をするんです。
塩は肉のタンパク質を分解し水分が入っていく事で肉を柔らかくするんです。
ブライン液を漬けた肉を調理するとパサパサ感もなくなります。
ちなみにブライン液を漬けた調理をブライングと言います。
今回はブライン液の作り方と柔らかくなった鶏肉料理のレシピをご紹介します。
鶏肉を柔らかくするブライン液を作ろう
材料を用意する
材料
水 100cc
砂糖 5g
塩 5g
ブライン液の作り方はいたって簡単です。
水と砂糖と塩を混ぜ合わすだけです。
お水に対して砂糖と塩は5%が目安です。1度ボウルに入れ砂糖が溶けるまで混ぜ合わせます。
鶏むね肉を用意します。鶏肉は九州産のを使いました。理由は値段が安かったからです。鶏むね肉は国産でも安いので安心して買えますね。
先ほど混ぜ合わせたブライン液をチャック式袋に鶏肉と一緒に入れたら全体に漬かるようにして冷蔵庫に4時間保管します。
なんとそれだけです!
肉を漬け込んでいる間は菌の繁殖を防ぐために常温ではなく冷蔵庫に入れて保管しましょう。
漬け込んだ後は生肉を漬け込んだ液になりますので再利用せずに捨てましょう。
早く鶏肉を調理したいので待ち遠しいです。
ブライン液を使った鶏肉で料理をしよう
ブライン液に漬け込んだ鶏肉を冷蔵庫からだして料理していきます。
材料
鶏むね肉 約250g
大葉 3枚
チーズ 約50g
油 適量
水 おおさじ2
塩 適量
胡椒 適量
1.鶏肉をチャック式袋から取り出し皮の部分を下にして厚さが半分になるように開きます。
2.開いた部分に塩・胡椒を振り、大葉を並べます。
3.鶏肉を1口大の大きさに切ります。
4.フライパンにサラダ油を入れ中火で熱しまず片面焼きます。
5.焼き色が付いたら裏返して焼き色焼き目の上にピザ用チーズをのせてもう片面を焼きます。ここで上からも塩コショウをして味を調えます。
6.水を入れフタをして中火で5分程蒸します。
7.チーズが溶けていい感じになれば出来上がりです。
8.最後にガスバーナーがあればチーズに焼き色を軽く付けてあげるとより美味しく見え香ばしくなります。
9.完成です。
お好みでタレを作ってかけて食べても美味しいですが私はシンプルに塩と胡椒のみで味付けしました。チューブのペーストで「きざみあおじそ」を付けて食べると美味しいです。
感想
熱いうちに召し上がってみましょう~
ブライングした鶏肉を食べてみると柔らかく食べ応えがある食感になりました!
今までの私のイメージでは鶏むね肉は切れにくく口の中に残る感じがあったのですが、それを覆されました!歯でザクっと噛みちぎれ口の中でもふんわりしたとろみがある食感になりました。
ブライングも簡単ですのではまりますね。
ブライングをした鶏肉で料理したまとめ
おさらいをしましょう。
・ブライン液(塩・砂糖・水)を作る
・ブライング液をチャック式袋に鶏肉と一緒に入れ冷蔵庫で4時間保管する
・ブライングした鶏肉を取り出し切り目を入れて中に塩コショウを振り大葉を挟む
・上から塩コショウを振り味を調えて片面焼きもう片方にチーズを載せフタをして蒸す
・最後にガスバーナーで焼き色をつけて完成
これだけの手間で鶏むね肉が高級感ある肉に変化しました。やる価値ありです。
ブライングした鶏はこのレシピ以外でも活用できますので是非アレンジして様々な料理に使ってください。